JAアルプスは、3月22日(金)本店第一会議室において平成25年産JAアルプス大豆品質向上安定生産研修会を開催しました。
参加者は関係者含め70人で、大豆の品質向上のため、早期排水対策を呼びかける目的で毎年開催しています。
内容は大きく分けて3点。
大豆栽培研修会では、平成24年産大豆の生育及び収量・品質の概要と今年度対策を富山農林振興センター職員が説明。
続いて効果的な排水対策についてを、アルプス農協管内での暗渠官清掃と排水関連機器紹介二点から説明。
暗渠官清掃についての解説は振興センター職員が動画を使用し作業の様子を解説。
排水関連機器紹介では、株式会社ヰセキ北陸職員が解説。
最後にアルプス農協管内での高品質生産事例紹介として立山町利田地区、滑川市浜四ツ屋地区の二か所を、担当する同農協営農指導員がそれぞれ説明しました。
アルプス管内利田地区での高品質生産事例を紹介する当JA営農指導員
JAアルプスは3月13日(水)、平成25年産JAアルプス水稲育苗&農業機械研修会を宮川低温倉庫において開催しました。
参加者は農業関係者含め80名。研修会は水稲育苗研修会と農業機械研修会の2部構成で行われました。
水稲育苗研修会では、まず富山農林振興センター農業普及第二課立山班班長山崎一浩氏が、気象変動に対応した健苗育成と適正田植えについて説明されました。
次に同センター同課滑川・上市班班長田村俊幸氏が農作業安全とGAPについて説明を行いました。
農業機械研修会では各農機具メーカーの田植機3台とトラクター1台が倉庫内に並び、参加者は各々が使用している機械の説明を各メーカーから受けていました。
この研修会はJAアルプスの第19事業年度(平成25年度)の事業方針の一つ、「アルプス米の品質向上大作戦」の一環として、高品質の米を作るにはまず苗の品質向上目指そうと、今回初めて研修を行いました。
研修の他に啓発活動として
田植えの重要3ポイント
1.植付本数:3~4本
2.植付深さ:3cm
3.栽植密度:70株植え
と書かれたステッカーを配布し、田植機に貼ってもらうよう呼びかけました。
挨拶するアルプス農業協同組合専務理事清水政雄