立山町蔬菜園芸協会は8月29日(木)、下段白ネギ集荷場で平成25年度白ネギ目揃え会を開催しました。
生産者54人が参加し、富山農林振興センター普及指導員、JAアルプス営農指導員がネギ出荷時の注意点や、今後の栽培管理、収穫調整について説明がありました。
特に、高品質なネギを出荷するために、軟腐病等病害虫に対する防除の徹底を強く呼びかけていました。
今年の白ネギは品質良好、生育は、一部遅れが出ているものの概ね順調とのことです。
出荷は240トンを見込んでおり、主に岐阜市場に出荷する予定です。
白ネギの品質を確認する生産者ら
JAアルプスは八月二十二日(木)宮川二号倉庫にて、平成二十五年産米の初検査を行いました。
農協・農業関係者が見守る中、厳正な検査の結果「てんたかく」全量が一等に格付けされました。
富山農林振興センタ-の方から生育概況についての説明を受け、続いてJAアルプス農産物検査員が検査報告を行いました。
上市町町長をはじめ来賓の方々よりお言葉を賜わり、最後にJAアルプス代表理事組合長 谷川剛が挨拶しました。
品質概況は次のとおりです。
(一) 粒形・粒揃い・光沢・充実度は前年より良い。
(二) 千粒重は前年より重い。
(三) 未熟粒・青未熟粒、その他未熟は前年よりやや少ない。
(四) 被害粒(胴割粒)については、前年より少ない。
着色粒(カメ虫)が散見される。
(五) 総体的な品質は、前年より良い。
検査を行うJAアルプス農産物検査員ら
柳原保育園の年長組12人が、8月19日(月)に稲刈りを行いました。
この取り組みは「食とみどり・水を守る富山県民会議」が主催し坪川福寿会の協力で毎年行っている「アジア・アフリカ支援米運動」の一環です。
滑川地区では、柳原保育園の子どもたち、ガールスカウト富山県第33団団員が稲刈りを行っています。
暑い中子どもたちは、春に自分たちで田植えをした稲を丁寧に鎌で刈っていました。
稲の品種は「てんたかく」で作付け面積は3.7a。収穫は210kg程と見込まれます。
収穫した米はNPO法人マザーランドアカデミーインターナショナルを通じてアフリカ・マリ共和国へ発送する予定です。
鎌で稲刈り取る子どもたち