立山町蔬菜園芸協会は、8月28日(木)に下段白ネギ集荷場で平成26年度白ネギ目揃え会を開催しました。目揃え会には生産者約55人が参加し、品質の統一や栽培管理、出荷時の注意点を再確認しました。
まず、米島晴雄立山町蔬菜園芸協会会長があいさつし、富山農林振興センターの指導員が今後の栽培管理、収穫調整のポイントや品質点検等について説明しました。
今年の白ネギも順調に生育しているとのことで、昨年から本格的に導入した種の間隔を空ける栽培方法で太く育ち、最も太い2Lサイズが例年より多い5割を占めるとのこと。
出荷は8月10日頃から始まっています。12月中旬まで約220トンを見込んでおり、主に岐阜の市場に出荷予定です。
収穫されたネギの品質を確認する生産者ら
滑川市で8月24日(日)、食とみどり・水を守る富山県民会議会員とガールスカウト富山県第33団団員ら約15人が、同市坪川の田でアジア・アフリカ支援米の稲刈りを行いました。
この取り組みは、同会議が主催している「アジア・アフリカ支援米運動」の一環で毎年行われており、今年で13年目となりました。早生品種「てんたかく」を3.7aに作付け、収穫量は210㎏程と見込まれます。
収穫された米は、NPO法人マザーランドアカデミーインターナショナルを通じて、年末から年明けにかけて、アフリカ・マリ共和国へ発送される予定です。
この日、刈り取りが行われた米は、5月の上旬に同市のやなぎはら保育園の子どもたちが手植えしたもの。ガールスカウト団員の子どもたちは、鎌で丁寧に稲を刈り、はさに稲を干す作業や足踏み式の脱穀機での脱穀も体験しました。
支援米を刈り取るガールスカウトの子どもたち
JAアルプスは、8月21日(木)、平成27年産大麦栽培研修会&アルプス米食味評価等向上講習会を開催しました。生産者や関係機関、営農指導員等、約100人が参加しました。
前半は、一般財団法人 日本穀物検定協会中部支部 業務課長 溝口裕介氏による「米の食味官能試験」の概要等についての講習。内容は、近年の富山県産米の食味評価結果や特A獲得のためにはどういうポイントが重要なのか等。
後半は、富山農林振興センター農業普及第二課 滑川・上市班 主任普及指導員 中村真貴氏による大麦栽培の研修会。内容は、平成26年産大麦栽培の概要と、前年の反省事項をふまえ、平成27年産大麦栽培に向けての重点技術対策等。
現在、JAアルプスでは、「JAアルプス米品質向上大作戦Ver2」を展開しています。同活動の一環として、さらなる土づくりと食味向上を図るため、平成26年産米の成分分析を行うこととなりました。
同分析を行う前に、生産者の方々に米の品質及び食味向上に対する意識を高めてもらうことと、大麦の品質・収量向上作付面積の拡大を行う目的で講習会は開催されました。
食味評価等向上講習会の様子
JAアルプスは、8月13日(水)、ふるさと観光上市まつりの上市音頭町流しに参加しました。
町商工会を中心に開催され、町流しにはJAアルプスの他、よさこいチーム剱風や町商工会青年部女性部合同チーム等15団体と2保育所チームが登場しました。約400人が商店街通りを1時間にわたり踊り歩き、見物人を楽しませていました。
今年のJAアルプスは、男性は赤いはっぴに笠をかぶり、男踊りを、女性は青いはっぴに笠をかぶり、女踊りを踊りました。
参加したチームそれぞれ衣装・小道具・踊り方に特徴があり、様々な上市音頭で商店街は盛り上がりをみせていました。
ふるさと観光上市まつり・上市音頭町流しの様子
滑川市蔬菜園芸協会里芋生産部は、7月30日(水)、同部組合員のほ場5ヶ所を巡回しました。アルプス管内合同での里芋のほ場巡回もありますが、同部は合同巡回に先駆け、ほ場巡回を行っています。
巡回には、市役所職員や富山農林振興センター職員、JAアルプス営農指導員等が同行し、里芋の生育状況や病害虫の有無等を確認しました。品種は「大和」を栽培しています。
巡回後、それぞれのほ場の状態を確認した上で、参加者全員で検討会を行いました。検討会では、今後の管理に向けたアドバイス等が行われました。今回の巡回での生育状況は、概ね順調とのことです。
里芋の生育を確認する生産者ら
滑川市蔬菜園芸協会ネギ部会は、7月28日(月)、ネギのほ場巡回を行いました。巡回には同部会の生産者7人、富山農林振興センター職員、JAアルプス営農指導員が同行し、生産者のほ場約8ヶ所を巡回しました。巡回は6月と収穫間近の7月に行われています。
各ほ場では、排水や病害虫対策を話し合ったり、ネギの試し掘りをし、生育状況を確認し合いました。栽培している品種は夏扇パワーが3割、ホワイトスターが7割です。
今のところ、生育は順調で、病害虫等の大きな被害はないとのことです。巡回の結果、8月6日頃から初出荷予定となりました。
ネギの生育を確認する生産者ら
立山町蔬菜園芸協会利田支部は、7月28日(月)、ネギのほ場巡回を行いました。今年のほ場巡回は、今回で2回目。8月から出荷が始まるネギの生育の最終確認が主な目的です。同支部内では、2種類(夏扇パワー、夏扇4号)を栽培しています。
巡回中に各ほ場で測ったネギの長さは、軟白長25cm~30cm、全体で80cm~90cm。出荷の目安は軟白長28cm以上、全体で58cm程度であり、今年も順調に成育しているそうです。8月10日頃から出荷予定です。
ネギの生育を確認する生産者ら
上市町水稲直播生産組合は、7月18日(金)、同組合員のほ場7ヶ所を巡回しました。巡回には、同組合員9人と富山農林振興センター職員、JAアルプス営農指導員が参加しました。
振興センター職員や営農指導員が田に入り、丈や幼穂の長さを測り、葉色板やSPATで葉の色具合を確認しました。色は葉色板で3.8程度、丈は79cm~95cmと、今のところ生育は順調とのことです。出穂は8月1日~8日頃と予想されました。
葉色等を確認する営農指導員ら
舟橋村保育所の子どもたち(年長児28人)が、7月14日(月)、同村海老江のちびっこ農園で枝豆の収穫を行いました。収穫した枝豆は、同保育所の子どもたちが4月下旬に植えたものです。同村農業委員会の明和善一郎会長に教わり、子どもたちは3人1組で協力し、枝豆を土から掘り出していました。収穫した枝豆は、塩茹でやずんだ餅にして味わう予定だそうです。
枝豆を掘り出す子どもたち