上市町グリーン・ツーリズム白萩南部地区推進協議会は、9月28日(日)に同町西種の田で棚田オーナーによる稲刈り体験を行いました。
県内外からオーナー会員約20人が参加し、開会式の後、地元住民の協力で参加者は稲刈りとはさがけを行いました。収穫した稲は、5月末にオーナーと地元の方が田植えしたものです。
稲刈りをする参加者と地元住民
舟橋小学校の4・5年生の児童が、9月26日(金)に同校グラウンド横の田で稲刈り体験を行いました。同村の「元気とふれあいの学校給食づくり事業」の一環。
まず、数人がコンバインに試乗し、横で補助してもらいながらコンバインでの稲刈りを体験しました。その後、村農業委員会の明和善一郎会長らに刈り方を教わり、鎌で稲を手刈りする係と稲をコンバインまで運ぶ係に分かれ、手際よく作業を進めていました。
この日、収穫したのはもち米「新大正糯」。同校で行われるもちつき大会で使用される予定です。
稲刈りをする児童ら
JAアルプスは、9月24日(水)、管内3町村(立山町・上市町・舟橋村)の小中学校に食育活動の一環と児童・生徒の健やかな育成を目的として新米を寄贈しました。
すでに、滑川市には早生品種「てんたかく」を9月上旬に寄贈しており、管内全ての小中学校に新米を提供しました。
寄贈した米は、それぞれ地元産の新米「コシヒカリ」で立山町へ240㎏・上市町へ210㎏・舟橋村へ60㎏(玄米換算)を精米して寄贈しました。
舟橋町長(右)に目録を贈る伊藤組合長(左)
上市町蔬菜園芸協会さといも部会は、9月11日(木)にJAアルプス上市野菜集出荷場で上市町特産のさといもの初選別と目揃え会を行いました。
この日は、生産農家6戸から早生品種「石川早生」が約700㎏初出荷されました。試し掘りの結果、今年は例年より4月~7月まで雨が少なかった影響で、早生は個数がやや少なめで重量もやや軽めでした。
9月下旬から出荷が始まる主力品種「大和」については、8月に十分な雨が降ったため、豊作が期待できるとのことでした。出荷は平年並みの70tを見込んでいます。
12日からは大手スーパー等で「上市特産つるぎさといも」として1月中旬頃まで販売(10月~翌年1月は大和)される予定です。
さといも(石川早生)の初選別の様子
上市町農業者協議会は、9月9日(火)に同町の小中学校(小6校・中1校)に平成26年産の新米「てんたかく」約360㎏を無償で贈呈しました。
贈呈式は、上市町立白萩西部小学校で行われ、まず、稲垣鎌三上市町農業者協議会会長から山本靖上市町教育長をはじめ、石倉裕子上市町立白萩西部小学校長ら各小中学校長に目録が贈呈されました。その後、同小学校の児童2人に稲垣会長らから精米1袋が贈呈されました。
新米を受け取った児童は「もう新米が食べられるなんて嬉しいです。農家の方々が作って下さったお米はおいしいので早く食べたいです、ありがとうございました。」とお礼を述べました。
同協議会は、米消費推進活動、地場産食材への知識、並びに子どもたちの健やかな育成を目的として毎年新米を提供しています。
新米「てんたかく」を受け取る児童
JAアルプスは、9月2日(火)、宮川2号倉庫にて平成26年産米の初検査を行いました。
農協・農業関係者が見守る中、厳正な審査の結果「てんたかく」683袋/30㎏全量が一等に格付けされました。
富山農林振興センターの田村俊幸班長から生育概況についての報告を受け、続いてJAアルプスの神田和洋農産物検査員が検査報告を行いました。
来賓として臨席された 竹田亮成上市町役場産業課課長、関野幸雄富山農林振興センター農業普及第二課課長、西井秀将全農富山県本部米穀農産部部長からお言葉を賜り、最後にJAアルプス代表理事組合長 伊藤孝邦が挨拶しました。
品質概況は次のとおりです。
一)粒形・粒揃い・光沢・充実度は前年並。
二)千粒重は前年よりやや軽い。
三)未熟粒・青未熟粒、その他未熟は前年よりやや少ない。
四)被害粒(胴割粒)については、前年並。
着色粒(カメ虫)が散見される。
五)総体的な品質は、前年並。
米の品質を検査する検査員
滑川市立東部小学校の新多目的ホールで9月3日(水)、同小学校の6年生35人が上田昌孝市長らを交えて地元産の新米給食を味わいました。同市内の全小中学校(小7校、中2校)でも、獲れたての新米給食が振る舞われ、教職員を含め約3,050人が味わいました。
この行事は、子どもたちへの食育教育を目的としており、同市の教育委員会が、収穫したての新米をいち早く学校給食に取り入れ、新米のおいしさを味わい、あわせて地元の食材を多く取り入れた献立を提供することを実施しており、今年で5回目となります。
JAアルプスは、同市に新米「てんたかく」360㎏を寄贈し、JAアルプス代表理事組合長 伊藤孝邦も同小学校の会食に参加しました。
献立には新米の米飯のほか、地元の野菜で作られたギョーザやごま和え、梅干し、みそ汁、スイカのジェラートなどが並びました。
新米を味わった児童は「ふっくらもちもちしていて、いつものお米よりも一味も二味もおいしい」と話していました。
新米の給食を味わう児童ら
舟橋村保育所の年中児25人が、9月2日(火)に同村海老江のちびっこ農園で、大根の播種を行いました。植えた種は1人10粒ずつで、品種は「秋みね」。同村農業委員会の明和善一郎会長に教わりながら、子どもたちは事前に練習してきた大根の種まきを行いました。
種まきを行った後、子どもたちは2~3日前に植えられ、芽が出てきた大根の観察をし、今週末には自分たちが植えた大根の芽を観察しに来るそうです。収穫は11月頃の予定です。
大根の種をまく子どもたち
滑川市坪川の田で8月28日(木)、やなぎはら保育園の子どもたち16人がアジア・アフリカ支援米の稲刈りを行いました。24日(日)には、食とみどり・水を守る富山県民会議会員とガールスカウト富山県第33団団員らによっても稲刈りが行われました。
子どもたちは、同会議会員と坪川福寿会の方々に教わりながら、5月の上旬に自分たちで植えた稲を鎌で丁寧に刈り取りました。
また、刈り取った後は、はさ掛けや足踏み式の脱穀機での脱穀も体験しました。
支援米を刈り取る やなぎはら保育園の子どもたち